これまだ食べられるかな?な不安な時、ゆっくり鼻を近づけてみる。変な匂いはしないかな?安心かな?と判断材料を増やしていく。
嗅覚のすぐ上に脳があって、匂い、香りは一番に脳へ届く。嗅覚が発達したものが脳という考えもあるらしい。
蕎麦を食べる時、それは味というより香りが重要とされるように感じる。白身の刺身も同様に香りが重要な割合に感じている。香りというか水の匂い、これも重要に思うがこれ味か?
味のかなりの部分は匂いや香りじゃないかと感じている。
香りフェチというわけではないのだけど、香りにとても興味があって、AEAJのアロマブレンダーまでとった。
そんなこんなで食べ物と香りには興味があるのでこの本を手にしてみた。
Youtubeのショート動画でみる
https://youtube.com/shorts/0bfOQATiPrQ
香りの入門というカテゴリで始まるとおり、初心者でもとっつきやすい内容だ。
文章が多いが、まとめ方がとても上手に感じる。単純に読み物としてもかなりおもしろいものと思われる。
香りは化学的にできる面と好みの面があり、食べ物同様なかなかまとめずらい話なのだけど、そんな感覚の面も含め上手に構成されている印象。
カテゴリーごとにそれらを活用したレシピがあって良い。
専門的な難しい話の一歩手前で止まってて、新書の理屈っぽさだけでなく、カラフルな図や具体的な活用例としての料理など知識と実践をミックスして役立つ感がワクワク感を盛りあげる。
香りと料理の関係を整理する補助になってくれる本に感じる。
どんな本か不安もあったのだけど、安心して読める本に感じた。