簡単にできる一品。
甘じょっぱい感じがそそる。漬物的なサイドメニューでもいいし、酒の肴にぴったりじゃないかな、と。
夏が旬の谷中生姜をみじん切りにして一緒にあえる。
東京の谷中で栽培されていたので谷中生姜。柔らかくて風味がよく、そのままかじって美味しい。
たまに大きくなった谷中生姜が売ってるけどあれは硬くて辛くて繊維質がものすごいのでそのままかじるには適していないと思われる。
生姜の部分が小ぶりで付け根の赤が鮮やかなものがいい。
キャベツと谷中生姜と金山寺味噌和えの作り方動画/Youtube
材料、レシピ、手順
谷中生姜
金山寺味噌
キャベツ
キャベツをざっくりと一口サイズに切る。
芯が硬ければ、取り除くか薄く切る。
さっと湯通ししてしんなりさせる。
包丁の裏で谷中生姜の皮をこそげとる。
みじん切りにする。
金山寺味噌とみじん切りの谷中生姜を同量混ぜる。
キャベツを加えて和える。
和えるとキャベツの水分が出てくるので、食べる直前に混ぜ合わせる。
自作の刷毛目の器に入れてみました。
薄張りグラスでウィスキーと。
メモ
ざっくりいうと、、、金山寺味噌はもろみ味噌の一種でもろみ味噌に野菜クズを入れた保存食でご飯にのせたり酒の肴として使うのが始まりだったらしい。もろみって何かというと味噌を作ったときの大豆の絞りカス。豆腐でいうところのオカラみたいなもの。と、いっても、今、スーパーなどで売っているもろみ味噌は搾カスでなく食品として作っているのでそこそこいい値段する。
と、いうわけで、谷中生姜のみじん切りを入れるというのは金山寺味噌の延長的な感じでフレッシュで季節感と風味がある美味しい味噌ってイメージになるんじゃないかと。
発酵食品の味噌とキャベツをあえて漬物風な感じ。
これらを一体化させると、美味しそうな感じじゃないですか?
実際、美味しいんですけど。
ウィスキーを入れたのが、松徳ガラスのうすはり 。
厚さ0.9ミリのグラス。めちゃ薄っ!
ワインの香りと飲み口が楽しめるように作られている、のですが、とにかくこの薄いグラスの口当たりが良いのでウィスキー、日本酒、焼酎、いろんなものに家飲みで使ってます。イイんだよ、これが。